かつて酒屋だった建物をリノベーションした古民家風レストラン。フランスやスイスの星付きレストランをはじめ、大阪や新潟のホテルで腕を磨いたオーナーシェフが「地域に根付いた料理を提供したい」と2013年にオープン。大地の恵み、土、地球などの意味を持つ店名は、地元出身のオーナーのそんな思いから名付けられたのだとか。

柱や天井の梁を生かした木の温もりあふれる店内は、和と洋の雰囲気を融合させたオシャレな雰囲気。居心地も良く、落ち着いて食事を楽しめることもあって、つい時間を忘れてしまいそう。

地元産のトマトをはじめ、提携農家から仕入れるフレッシュな食材を使った料理はゲストに好評。ランチはサラダ、スープ、パン、ドリンク付きのランチAを。約4種類から好みのパスタをチョイスでき、この日は自慢のトマトをふんだんに使用したイタリアン濃厚トマトソースのパスタをいただきました。

モチっとした食感がたまらない自家製の手打ちパスタに合わせるトマトソースにはイタリアを代表するサンマルツァーノを使用。うま味が強く、加熱することでさらに美味しさが引き立つソースに適した品種で、「美味しいトマトをたくさん食べてほしい」というオーナーの思いが凝縮した一皿になっています。

このほか、平日限定ランチ（8食限定）は、前菜、パン、本日のスープ、本日のパスタ、ジェラート、ドリンクが付いて1,210円とお得。開店後、まもなく売り切れる人気のセットです。

また、ディナータイムは、鶏、豚、和牛などの肉料理や魚料理のメインのほか、10種類以上が揃うパスタやピザ、パルマ産プロシュットなど、ワインに合うおつまみもラインナップ。「素材を見分けることが大切。なるべく市場に通い、野菜は地元産、香草は自家栽培を心掛けています。家庭とは違った、ひと手間加えた料理を提供したい」とオーナー。フレンチの経験も豊富でフランス語も堪能。フレンチ系のメニューがあるなど、さまざまな経験を生かした秀逸な料理を気軽に味わえるのも魅力です。子ども用のメニューがあるので、ファミリーにもオススメ。