ソバの用語にある“二八”や“十割”は、麺を打つ時に使われる“つなぎ（主に小麦粉）”の割合が由来。二八は2割のつなぎと8割のソバ粉、十割はつなぎを一切入れずに打たれた麺をさします。特にソバ粉のみの十割は、繊細な職人技が必要不可欠。つなぎが使われていないため打つのが難しいとされる分、ソバの風味をたっぷりと堪能できます。そんな十割のソバを味わえるのが「そば処　やまと茶屋」。ランチタイムのおすすめは、平日限定のミニ海鮮丼とそばのセットです。

福島県山都産のソバ粉から打たれた麺は、ツルツルとしたなめらかな喉ごし。甘めでコクのある自家製つゆとよく合います。新鮮な海の幸のミニ丼も付いた、満足度の高いセットメニューです。

十人十色の食べ方ができるソバ。ここで、やまと茶屋流のざるそばの楽しみ方をご紹介。まずは、何もつけずに麺をひと口。ソバ本来の風味を堪能した後は、小皿の塩をつけます。塩味が加わることで、ソバの甘みがいっそう極立ち、一度試したらヤミツキの味に。その後は麺つゆを絡めるなり、お好みで薬味を加えるなり、それぞれ満喫しましょう。