「マイアミで一番おいしかったジャークチキン」「アメリカに住んでいた時、一番おいしかったタコス」「1ヵ月タイに住んでいた時に思いついた焼きそば」。

一風変わったメニュー名に興味津々。聞けば、女性オーナーはこれまでアメリカ、シンガポール、タイなど、海外への留学や滞在経験を持っているとか。

2020年9月にオープンしたこちらでは、「ここにしかないウマさがある」とオーナーが現地でのさまざまな経験を生かし、本場の味をベースに自らのエッセンスを加えた多国籍料理を味わえます。

この日は女性に好評だという「1ヵ月タイに住んでいた時に思いついた焼きそば」をいただきました。エビや肉、モヤシ、ニラなどの具材に加えピーナッツがアクセントになった数種類の秘伝のタレで仕上げる一皿は、研究に研究を重ねた自信作。

最初は何もかけずにそのまま甘辛のタレの味を。次にライムを絞って酸味をプラス。そして最後にナンプラーを加えて塩味とともに魚介系の風味を堪能。段階を追って食べ進めると、一皿で3度味の変化を楽しめちゃいます。タイのパッタイとは一線を画す味わいをご自身の舌で確かめてみて。

小ぢんまりとした店内は、レンガと手塗りの漆喰の壁が調和する隠れ家的な雰囲気。チャージ料金はなく、タパスは110 円（税込）からと良心的なので、昼飲みや女子会にもオススメ。テイクアウトも利用できます。