新潟市中央区親松の住宅街に佇むこちら。地名の親松を英語にした店名も実にユニーク。1階にはテラス席、2階にはお座敷があり、外観からして提供する料理はボリューム満点のホットサンドがメインというそのギャップも魅力的です。

なかでもイチオシは、キューバサンド。豚肩ロースをオレガノやパクチー、ミント、オレンジ、ライム、レモンなどのフルーツで作ったモホソースで2日間漬け込み、ソースと合わせてオーブンで3時間火入れ。うま味がギュッと凝縮した肉を岩手県のカンパーニュ専門店から仕入れるパンにサンドしてグリル。見た目にもそそられる圧倒的な存在感と、はみ出すほどチーズがたっぷり入ったジューシーな肉とパンが奏でるハーモニーを存分に味わえます。

「原価度外視。めちゃくちゃこだわっています。値段は高めだけど、食べてもらえば納得してもらえるはず」とオーナー。その言葉どおり、この味に惚れ込んだリピーターも多いとか。濃厚なホットサンドはナイフやフォークを使わず、迷わずかぶりつきたい逸品。

このほか、赤身肉を楽しめるステーキサンド、チーズサンドをはじめとしたサンド類やステーキライス、カレーなど肉好きにはたまらないメニュー構成。店内には洋服をはじめ、装飾された植物やテーブルなども販売しているなど、居心地抜群のユニークな空間もご馳走のひとつ。希少な豆を使ったコーヒーもオススメ。