新潟市の小学生親子必見! 夏休み自由研究特集
新潟市内から星は見えるの?
今回は、新潟市内で実際に星空を楽しんでいただきたいと思い、星と工場夜景、ビッグスワンを撮影した写真とともにご紹介します。
第2回、第3回と、月のお話をしました。月はとても明るい天体なので、新潟市内では、ほぼどこからでも見ることができます。満月の頃の月となると、とても明るくて他の星が見えなくなってしまうくらいです。
新潟市内であれば、中央区や東区のように市街地が広がるところでは、月が無くとも普通の星空を見るのは厳しいのかもしれません。私の仕事先は東区です。工場夜景で有名なスポットの近くなのです。たいして星が見えないなあと思いながら車に乗って江南区の自宅に帰宅すると、さそり座だったり夏の大三角だったりが、はっきり見えたりします。
工場夜景とオリオン座(オリオン座は、写真の中央やや左上)
上の写真は、星をはっきり見せるために、少し露出をオーバー気味にしています。工場夜景として知られているスポット(旭カーボン)とオリオン座を一緒に撮ったものです。オリオン座ですから冬に撮った写真です。ちょっと見ただけでは星が見えないと思っても、じっくり見ると星座が確認できたりします。
ビッグスワンと星(天の川、射手座)
また、この写真は、ビックスワンと天の川、射手座のあたりを収めた写真です。ビックスワンの照明が明るくて少々難易度が上がりますが、星座はいくつも確認することができます。
いずれも月が出ていないか、すでに沈んだ、あるいは、まだ出ていない時に撮ったものです。
まずは、前(連載第2回)にお話ししたアプリ等を使って、月が出ていない時間、または三日月で月の明かりが弱い時等に空を見上げていただきたいです。
夏の空には、見つけやすい星座や星の組み合わせが色々あります。次回は具体的に、その組み合わせ等をお話ししていきたいと思います。
天気が良い日の夜、空を眺めてみませんか?…考太郎でした。ではまた。
(第5回へ続きます。)