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夜空を見上げてみませんか? ~新潟市の星空を楽しもう~ 連載第2回

月には、うさぎは…?

さて、またお目にかかりました。考太郎です。
今回のお話は、地球唯一の衛星「月」についてです。地球以外で、唯一人類が足跡を残した天体でもあります。

 

下の画像は、ほぼ半月。上弦の月に近い状態です。

上弦の月

平成最後の満月です。

満月(2019年4月19日)

月の直径は3,474km。地球の約1/4程の大きさです。地球の自転と月の自転の関係で、月の裏側は地球からは見えません。位置が若干変わったりすることもあり、地球から見ることができるのは、月の59%ほどと言われています。地球から見ることのできない月の裏側には、異星人の基地があるとか都市伝説は色々ありますね。

 

都市伝説ではないのですが、月にはうさぎが住んでいると聞いたことはありませんか? ここで、満月の写真を見てください!

写真のほぼ中央上がうさぎの頭、そこから右に耳、左から下が胴体と臼であると言われています。中国や日本の神話では、月にうさぎが住むと言い、おとぎ話の世界では、月はかぐや姫のお住まいがある処。本当に色々な話がある天体です。それだけ身近な天体であると言えますね。

 

月の現象の1つに、月食という現象があります。太陽に照らされている月に、地球の影が被っていく現象です。完全に地球の影が月を覆う現象を皆既月食と言います。こういった現象も月を観察していて面白いと思います。次回、日本で見ることができる皆既月食は、2021年5月26日です。

皆既月食1(2014年10月8日) 月が欠けたように見える、月食の始まり

2014年10月8日の皆既月食です。満月だった月を、地球の影が覆っていきます。

皆既月食2(2014年10月8日) 地球の影で覆われた月

完全に月を地球の影が覆った状態です。

次に示す写真では、地球の影から月が再び太陽に照らされ始めています。

皆既月食3(2014年10月8日) 再び、太陽に照らされ始めた月

月については、観察すると面白い結果が出ると思います。月の満ち欠けであったり、月の出、月の入りの時間であったり、どの程度月が見えるのか等。

月についてのアプリケーションで便利なものがあります。天体望遠鏡のメーカーであるVixen(ビクセン)という会社が作っているMoonBookというアプリです。月の満ち欠け、出る時間、沈む時間、そして月の地名なども調べられます。無料でAndroid版もApple版もありますので、試してはいかがでしょうか。

https://www.vixen.co.jp/app/moon-book/

 

次回も引き続き、月について触れてみたいと思います。それでは!

(第3回へ続きます。)

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