こんばんは
今日は日本という国の生きづらさ、息苦しさについて書いてみたいと思います。
日本は、物質的にはとても恵まれていて、外国人から見たら接客サービスも最高ですし、清潔で安全な国
とも言われていますよね。
ですが、精神的な面ではどうでしょうか?
今は風の時代に入り、地の時代を代表するようなパワハラやいじめ、肩書きや財力が物を言う時代から変化しようとしています。風の時代は一人一人の個性や、ありのままを尊重する、みんな違って当たり前、だからこそ面白いよね
という時代です。
今までの日本人は特に、「空気を読む」とか、「和を大切にする」、とか「足並み揃えて」とかが好きですよね。1人だけ浮かないように、目立ったら叩かれる
からと人目を気にして生きている人が凄く多いと思います。
私が以前、ヨーロッパに旅行して感じた事なのですが、あちらの方達は、夏だろうが冬だろうが、季節を気にして服を選んだりしません。
その日に暑ければ半袖を着る、寒ければコートを着る、という感じ。客観的に見れば、街を歩く人々の服装はバラバラですが、人の目なんか気にしていません。それが普通なのです。
日本人は、例えば春なのに少し寒いからといって厚手のコートを着たりしないですよね?特に女性は寒くても我慢して薄手の上着を着る人が多いと思うのです。物凄く人の目を気にしているのです。これは田舎にいくほど顕著かもしれないですね。
今は地の時代から風の時代への移行期なので、まだまだ個性を尊重出来ず、自分らしく生きようとしている人を陰湿なやり方で叩く人達が一定数います
日本は先進国の中で、自死がトップレベルで多い国です。どうしてこんなに多いのでしょうか?
有名人の方が酷い誹謗中傷をされ続けて心を病んで自死を選ぶという悲しい事が後を立ちません。
自分のストレス解消に匿名で誹謗中傷する人がいます。その向けられたエネルギーは、酷く心を傷つけるものだと想像します。病んで死にたくなるほどに!
一般人だとしても、状況はあまり変わらないのではないでしょうか。日本では、普通の人と違うということは叩かれたり、嫌われたりする可能性が高いと思います。
本当の自分を出さずに周りに合わせて暮らしていると、ストレスが貯まりますよね?ありのままの自分では生きていけない、価値が無いのではないか。と思う人もいると思います。
自分らしく生きていこうとする人を引きずり降ろす事で自分を安心させるのではなく、「私の自分らしさって何だろう?」と矢印を自分に向けた方が、断然ポジティブで前向きだと思うのです。
日本で心療内科に通う人が増えているのも、メンタルが危うい人がたくさん居るということを物語っています。その割に心理カウンセリングは、なかなか広まっていません。欧米では、何かあると直ぐに、かかりつけのカウンセラーに話を聞いてもらうのは当たり前のことです。日本で心理カウンセリングが広まらないのは、「心理カウンセリングを受けるのは、重い精神疾患がある人だけ」という根拠の無い思い込みがあるからだと思われます。
根拠の無い思い込みを心理学用語で「汚染」と言います。私達は生まれた時から今現在まで汚染
マインドコントロールされているようなものです。当たり前に信じている事が本当にそうなのか?という疑問を持ち、ただの思い込みだった!とわかると、そこから解放されていきます。私は1人でも多くの人にネガティブな思い込みを手放して、楽になって貰えたらいいなと考えています。